【鳩山偽装献金事件】 クリスマスキャロルの頃に答えが出た
日テレNEWS24 < 2009年12月24日 15:40 >
鳩山首相の資金管理団体をめぐる偽装献金事件で、東京地検特捜部は24日午後、会計事務担当を務めていた勝場啓二元公設第1秘書を在宅起訴した。
この事件は、勝場被告が鳩山首相の金や鳩山首相の母親からの資金提供の一部、総額約3億6000万円を使い、個人献金などがあったかのように装い、収支報告書にウソの記載をした疑いが持たれているもの。
また、当時、団体の会計責任者を務めていた芳賀大輔元政策秘書についても、特捜部は24日午後に略式起訴し、東京簡裁が罰金30万円の略式命令を出している。特捜部は、芳賀元政策秘書について、直接の関与を示す証拠がないものの、会計責任者として、収支報告書の確認を怠るなどの重大な過失があったとして略式起訴の処分としたとみられる。
クリスマスキャロルの頃には 稲垣潤一
ちょうど100日目のX’マスイブの今日、東京地検特捜部は答えを出した。クリスマスプレゼントにはタイミングが憎いじゃないか。
鳩山首相が会見「安心して任せきっていた」 辞任は否定 元秘書起訴で
産経IZA 2009/12/24 18:18
しかし、鳩山首相自身の責任については、政治活動には「相当の経費が掛かっていた」としたものの、政治資金は会計責任者に「安心してすべてをまかせきっていた」「本当に全く承知していなかった」と弁明、虚偽記載への関与を否認した。
脱税の意図については「ありえない」と否定。未納分については「すみやかに納税を行う」と語った。
進退については、「政権交代に期待していだいている国民の期待を裏切ることになる」と辞任を否定。過去に他の政治家の秘書が摘発された際、議員本人も辞めるべきだなどと発言していたことについては「過去の発言を撤回することはしない」と述べた。